システム手帳を使う理由。先輩経営者からの教え。
チーム株式会社 太田 泰史です。
事業の立ち上げ準備時期、先輩経営者からスケジュール管理はシステム手帳を用いるのが良いと教わりました。
ITの営業だった私は、携帯電話やパソコンでの予定を管理していたため、システム手帳を使うことに対してすぐには腑に落ちませんでした。
今は、その理由も腑に落ち、私にとっては効果的な方法だったと感じますが、当時はシステム手帳を使うことに対してモヤモヤがありました。
では、なぜシステム手帳が良いのか。
情報が一元管理できる点、記載した情報の付け足し、アップデートができる点、手を動かすことでメモ・スケジューリングの癖がつく点です。
このシステム手帳を用いる点は、直接聞いたのではなく実際にやってみて体感や気付きがあったからです。この気付きや体感があったからこそ、なぜシステム手帳が良いか腑に落ちました。
新一万円券の表に描かれ、多くの企業設立や経営に携わる実業家の渋沢 栄一は次の言葉を残しています。
真似をするときには、その形ではなく、その心を真似するのがよい。
渋沢 栄一(1840-1931)
システム手帳を真似るだけしたら、途中で放棄し予定管理もずさんになっていたかもしれません。
「なぜやるのか」の考え方を学び実践することで、応用が利き仕事にも活きます。
4月に入り、街へ出ると新入社員の姿を見かけます。言われたこと、表面的なことをなぞる仕事をせず、その仕事の本質を理解・学ぶ努力をして、同期との差を広げてみてはどうでしょうか。
チーム株式会社 代表取締役社長 太田泰史