業務設計において情報共有をする目的はどこにあるのか
こんにちは。
チーム株式会社 太田泰史です。
皆さんは、情報共有と聞くと何を考えるでしょうか。
多くの方はきっと、日報や週報をはじめとする報連相のことを思い浮かべるでしょう。
報連相を書く者にとっては、
部下が上司へ業務の進捗を報告するツール
報連相を確認する者にとっては、
部下を管理する手段
というのがごく一般的です。
しかし、報連相を書く主眼、ひいては情報共有する目的は業務設計においてどこにあるのでしょうか。
日々のやっつけ業務に過ぎないのでしょうか。
情報共有をする目的は、
結果を出している人との考え方や行動の基準を擦り合わせるものだと考えます。
音楽業界で例えるならば、
音の「チューニング」を行うことがそれに当たります。
そのためのツールが報連相であるならば、情報共有をする者にとっては具体的な数字に裏付けられた日々の行動指針、考え方の基準を簡潔にシェアしなければなりません。
やっつけ仕事や、主体性のない情報共有ほど価値の無いものはありません。
情報共有を確認する者にとっては、
情報発信者との知恵の共有、意識の共有、
知識の共有、情報の共有(目的や考え方)、データの共有を具体的な日々の業務改善へ落とし込む必要があります。
皆さんは現在の考え方や価値観、日々の業務の意図や目的、いつまでにどのような数字を達成するのか等を具体的にA3用紙へ書き出したことはあるでしょうか。
今やデジタル化が進んでいますが、実際に紙に書き出すことで図式化されるものも増え、頭が次第に整理されていくと確信しています。
そのA3用紙を確認すれば、上司や情報を確認する者が一目瞭然で仕事の進捗状況が分かるといいですよね。
情報が整理されていればいるほど、ミーティングにあまり時間を要しないと思います。
皆さんは情報共有のエッセンスはどこにあるとお考えでしょうか。
最後まで、目を通して下さってありがとうございました。
チーム株式会社
代表取締役社長
太田泰史