人材育成のポイント。半世紀以上にわたり受け継がれる価値観
チーム株式会社 太田 泰史です。
時代の変化や移り変わりが激しい中、普遍の原理や考え方があり、それは今も昔も変わっていません。
その中で、人材育成は時代の変化に関係なく昔から続いている、普遍的な仕事ではないでしょうか。
特に現代社会では、人材育成に注力する企業はとても多いです。
日本の人口減少、超高齢化社会への突入など、次世代の働き手に限らず今のリソースをどう最適化するかなど、さまざまな観点から人材育成は注目されています。
人材育成の事業や専門のコンサルタント会社など、その業種は多様化しており、過去のノウハウやその企業独自のやり方、IT技術を生かした方法など、さまざまな手法で人材育成取り組まれています。
そんな中でも人材育成の文化に、普遍的な考え方があると思います。
大日本帝国時代の海軍軍師の山本五十六は次の言葉を残しています。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
山本五十六 (1884-1943)
信頼し人と関わることの大切さが伝わるこの言葉には、とても学びがあります。
半世紀以上前からある価値観に、感化された人はどれだけいるのでしょうか。
まさに、普遍的な考え方になるのではないでしょうか。
普段の仕事姿勢、態度、対応を振り返り、まだまだ改善の余地があると実感できます。
動かそう、育てよう、実らそうというおごりから脱して、この価値観を大切にして人に接します。
チーム株式会社 代表取締役社長 太田泰史