仕事はタスクの集合体。物事の本質を捉えた考え方が大切
チーム株式会社 太田 泰史です。
5月も終わりに近づき、新入社員の方にとって会社の生活リズムに、多少は慣れてきたのではないでしょうか。
私も毎年この時期に、ふと新入社員時代のことを思い浮かべることがあります。
その中でも、先輩に教わった<strong>ひとつひとつのタスクの集合体が仕事</strong>という考え方を良く思い返します。
当時はタスクと聞いてもピンとこなかった部分が多かったですが、営業の仕事をこなしていき、独立・起業という経験を経て、人を導く立場になった今は、仕事の本質を理解する上でとても大切な考え方だと感じます。
本質を捉えて仕事をすることで、タスク化する価値、意義や考え方がまとまり、仕事の質や効率が上がります。
古代ギリシャの哲学者であり、「西洋」最大の哲学者の一人とされたアリストテレスは次の言葉を残しています。
大事をなしうる者は、小事もなしうる。
アリストテレス(紀元前384-紀元前322)
仕事で成果を上げるためには、最小単位と考えられるタスクをきっちりこなす必要があります。
小さなミスがのちに大きなミスにつながりかねません。
振られた仕事が「つまらない」、「他の人でもできそう」という考えではなく、「この小さな仕事の先には大きな結果がついてくる」と、タスクの先を見て仕事をしてみてはどうでしょうか。
ひとつひとつの仕事やタスクに価値を見いだすと、仕事はおもしろくなりますよ。
チーム株式会社 代表取締役社長 太田泰史