業務設計の事業を通じて学んできたこと。事前準備と最善の提案。
チーム株式会社 太田 泰史です。
弊社の事業内容のひとつに、「業務設計」があります。業務設計は、弊社が持ち合わせている仕組みやノウハウを用いて、業務の最適化、効率化を図ります。
他社の、業務内容や現場の雰囲気をヒアリングすることが多く、時には現場へ足を運ぶ場合もあります。受注いただいたお客様のために、できることはすべてやろうと全力で取り組んでいます。これは、起業当時から変わらない姿勢です。
このような全力さや仕事に夢中になるがむしゃらさは、時には空まわりをしお客様が離れていくという経験を駆け出しの頃に何度かしました。当時を思い出すと、経営の先輩方から多くのことを学びながら、現場で実践と改善を繰り返してきました。
堀場製作所の創業者でもある実業家の堀場雅夫氏の次の言葉から、とある案件での失敗に対して大きな気づきと学びがありました。
評論家はいらないのです。
反対意見は大いに結構、しかし必ず代案を出しなさい。
堀場 雅夫(1924-2015)
当時、私はクライアントの要望に応えようと、さまざまな形で業務設計やノウハウの提案をしていました。しかし、相手の懐まで踏み込んだ提案をした際、思ってもみなかった反応もいただくこともありました。ただ、どんな反応でも最善の案を提案し続けようと決めていただので、毎回毎回代案は複数準備していました。
現場では、さまざまなことが起こります。起こったことに一喜一憂せず、決まっているゴールに向けて事前の準備や最善の提案を心がけてみてはいかがでしょうか。
チーム株式会社 代表取締役社長 太田泰史