経営者に必要な要素。ひたむきに努力すること
チーム株式会社 太田 泰史です。
経営者という立場上、さまざまな方との接点を持ち、いろいろな質問を受けます。
先日、経営者の集まりというより、経営者を志している方向けの講演会に参加した際にも質問を頂きました。
その中で、次の言葉を良く耳にします。
「太田さんだから、経営者になれたのではないですか?」
良く聞かれる言葉ですが、もちろんそんなはずはありません。
経営者は世の中では少数派です。今の立場や結果を見ると大抵の方は、今回の質問者と同じようなことを感じているのではないでしょうか。
実際私も、会社員時代は同じ考え方をしていました。
大切なことは、目に見えることだけではなく、その背景を知り学ぶことです。
仕事には向き・不向きがあるという話を聞きますが、私はやるべき仕事に対して自分の能力を合わせてきました。
ノーベル文学賞を受賞した、アイルランドの劇作家のバーナード・ジョーは次の言葉を残しています。
私は若かりしころ、
10のことを試しても
9つがうまくいかないことがわかった。
そこで10倍努力した。
バーナード・ジョー(1856-1950)
この言葉と同じように、私も失敗経験がとても多いです。
今だから言えるような、失敗をネタにできる話がたくさんあります。
失敗からどう成功に変えていくか考え、改善を繰り返し、成功するまで経験値を積み上げてきました。
このときの努力があったから、今の立場が務まっていると思います。
多くの成功者は、努力でカバーしていることが多いと聞きます。
例にもれず、私も努力で変えてきました。
もし、今なんらかに直面しているようであれば、成功するまで行動する努力をしてみてはいかがでしょうか。
チーム株式会社 代表取締役社長 太田泰史